7月7日、韓国の知的財産情報検索サービス「KIPRIS」において、ネクソンが「テイルズウィーバー Idle(테일즈위버 키우기)」と「テイルズ Idle(테일즈키우기)」の商標を出願したことが確認された。
韓国語の「키우기」は、直訳すると「育成」や「育てること」を意味する。ネクソンが同様の名称を持つ『메이플 키우기』をグローバル向けに『MapleStory Idle RPG』として展開していることから、本記事では便宜上「Idle」と表記する。
『テイルズウィーバー』は、小説『ルーンの子供たち』を原作として開発され、ネクソンが2003年からサービスを提供しているMMORPGだ。今回の商標出願により、『テイルズウィーバー』のIPを活用した放置系RPGが登場する可能性が浮上した。

ネクソンは先に、東京で開催したキャピタル・マーケット・ブリーフィング(CMB)において、2026年内のリリースを目標とする『アラド戦記 Idle』を発表している。CMBは、ネクソンが投資家向けに経営戦略や新作パイプライン、各フランチャイズの展開方針などを説明する事業説明会だ。
『アラド戦記 Idle』は、『MapleStory Idle RPG』と同様に、カジュアルで参入しやすいゲーム体験を掲げ、既存のコアユーザーだけでなく、新規・ライトユーザーをフランチャイズへ取り込む役割を担うと説明されている。
また、ネクソンはCMBにおいて、『メイプルストーリー』で確立した成功モデルを『アラド戦記』にも適用し、新規ユーザーの流入とフランチャイズ全体の拡大を目指す方針を示していた。このことから、「テイルズウィーバー Idle」についても、『MapleStory Idle RPG』の成功を受け、既存IPを放置系RPGへ展開する戦略の一環として検討されている可能性がある。
一方、「テイルズウィーバー Idle」については、ネクソンから開発やリリースに関する正式な発表は行われていない。現時点では、将来的な展開に備えて商標を確保した段階にとどまる可能性もある。
「テイルズウィーバー Idle(테일즈위버 키우기)」の商標出願について、ネクソンの関係者は「『テイルズウィーバー Idle』について、現段階で正確な内容をお伝えすることは難しい。今後も『テイルズウィーバー』タイトルに継続的な関心を寄せていただきたい」とコメントした。
