ネクソン傘下のNeopleが開発していた『アラド戦記』IPの新作『Project DM』の開発が終了した。韓国メディアのMTNが7月8日に独自報道し、GameMecaも7月10日、ネクソンへの取材を基に開発終了と開発チームの解散を伝えている。
ネクソンはGameMecaに対し、開発状況と社内の優先順位などを総合的に考慮し、『Project DM』の開発終了を決定したと説明した。開発で得た経験を生かし、今後はより競争力のあるプロジェクトを提供できるよう努めるとしている。
開発チームのメンバーについては、それぞれの経験や能力を生かせる社内の別プロジェクトへ配置できるよう、会社側が積極的に支援する方針だ。MTNは、開発チームの規模が50人近くに達しており、制作終了に伴ってメンバーが社内の待機部署へ配置されたと報じている。
『Project DM』は、Unreal Engine 5を採用したPC・コンソール向けの3Dアクションゲームとして開発されていた。Neopleは2025年1月頃から開発人材の採用を開始。募集要項には「ハードコアアクションRPG」「モンスターハンター」「ソウルライク」といったキーワードのほか、PlayStation 5、Xbox、Steam向けゲームへの関心を求める記載があった。
韓国メディアによると、本作は『アラド戦記』の世界観を基に、リアル寄りのグラフィックと多彩な戦闘を取り入れたハンティングアクションとして制作されていた。『The First Berserker: Khazan』に続くPC・コンソール市場向けタイトルの一つとして開発が進められていたが、正式タイトルやゲーム映像が公開される前に制作終了となった。
なお、韓国メディアでは、ネクソングループが強化している社内審査基準を『Project DM』が通過できなかったとの見方も示されている。ただし、ネクソンが説明した終了理由は「開発状況と社内優先順位を総合的に考慮した」というもので、品質や採算性の問題を直接の理由として明言したわけではない。
