MMORPG『The Elder Scrolls Online』開発元で213人対象の人員削減、現体制は2015~2018年当時と同規模

MMORPG『The Elder Scrolls Online』を開発するZeniMax Online Studiosの現在のスタジオ規模が、2015年の『オルシニウム』や2018年の『サマーセット』を制作していた時期と同程度になっていることが明らかになった。

この情報は、ドイツ・ヘッセン州で7月10日から12日まで開催された公式コミュニティイベント「ESO Tavern 2026」に参加した、非公式Wiki「Unofficial Elder Scrolls Pages」のコミュニティ関係者が伝えたもの。

同イベントでは、アソシエイト・デザインディレクターのJason Barnes氏と、コミュニティマネジメント部門のアソシエイトディレクターを務めるJessica Folsom氏が、現在のZeniMax Online Studiosについて、『オルシニウム』と『サマーセット』を制作した当時と同程度の規模だと説明したという。

両作品はそれぞれ2015年と2018年に公開された大型コンテンツで、『オルシニウム』ではロスガー地方、『サマーセット』ではサマーセット諸島が実装された。

今回の人員削減を受け、プレイヤーからは新規コンテンツの縮小や、最低限の運営だけを続ける「メンテナンスモード」への移行を懸念する声が上がっている。しかし、イベントで伝えられた説明では、現在の規模でも新規コンテンツの開発を継続できるとの認識が示されている。

米メリーランド州が公開しているWARN通知によると、ZeniMax Online Studiosは7月6日付で、同州コッキーズビルの拠点に勤務する213人を対象とした大規模解雇を届け出ている。発効日は9月4日で、再雇用を予定しない人員削減として登録された。

ただし、この213人はZeniMax Online Studios全体の人数であり、全員が『The Elder Scrolls Online』の開発に直接携わっていたかは明らかになっていない。同スタジオでは、2025年に開発中止となった未発表MMORPG「Project Blackbird」の制作も進められていた。

『ESO』公式フォーラムでは、コミュニティマネージャーのKevin氏が、今回の人員削減を反映したロードマップの修正版を準備していると説明。ゲームディレクターのNick Giacomini氏と、スタジオエグゼクティブプロデューサーのSusan Kath氏が、コンテンツの公開時期や開発体制の調整を進めているという。

Kevin氏は、今後もコンテンツを提供する方針に変わりはなく、準備が整い次第、新たな情報を公開するとしている。

なお、スタジオの正確な現在人数は公表されておらず、「2015~2018年当時と同規模」との説明もイベント参加者を介して伝えられたもので、ZeniMax Online StudiosやMicrosoftによる正式な声明ではない。今後の開発規模やコンテンツ提供ペースについては、改訂版ロードマップの発表を待つ必要がある。

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