『ヴァンピール』の課金要素は?ガチャ・ファームダイヤ・ケアポイントを解説

NetmarbleのMMORPG『ヴァンピール(VAMPIR)』は、2026年7月22日12時に日本での正式サービス開始を予定している。

基本プレイは無料で、一部有料アイテムを販売する形式だ。Google Playには「ランダムな商品を含む」ゲーム内購入、App Storeにはルートボックスとアプリ内購入が明記されており、ダイヤ販売、各種パック、血の形象・乗騎の召喚が主な課金要素となる。

一方、日本版には狩りによってダイヤを獲得する「ファームダイヤ」、召喚結果に応じてポイントが蓄積する「ケアポイントシステム」、全サーバー共通の「ワールド統合取引所」も導入される。

本記事では、S嶋さんによる日本版の先行レビュー動画と、2026年7月15日に配信された第3回公式生放送で公開された情報を基に、『ヴァンピール』の課金・経済システムを解説する。

日本での配信日、対応機種、ゲーム内容、5つのクラスなどの基本情報は、「『ヴァンピール』とは?配信日・ゲーム内容・クラス・課金要素を解説」でまとめている。

目次

『ヴァンピール』の主な課金・経済要素

日本版で確認されている主な課金・経済要素は次のとおりだ。

要素内容
ダイヤショップや取引所などで使用する通貨
各種パックダイヤや育成アイテムなどを含む有料商品
血の形象召喚衣装や能力に関係する血の形象をランダムに獲得
乗騎召喚移動や能力に関係する乗騎をランダムに獲得
ケアポイント召喚結果に応じて蓄積し、確定召喚券などを獲得
ファームダイヤ狩りによって獲得できる用途制限付きのダイヤ
ワールド統合取引所全サーバー共通のプレイヤー間取引所

日本公式は、ケアポイントシステムやゲーム内でダイヤを獲得できる仕組みについて、「無課金でも継続して楽しめるゲームシステム」と説明している。

ダイヤと各種パックの販売価格

2026年7月18日時点の日本版App Storeには、次の商品が掲載されている。

  • 2,400ダイヤ:3,600円
  • 7,200ダイヤ:10,000円
  • 各種ヴァンピールパック:320円から15,800円

パックは「ヴァンピールパック2」「ヴァンピールパック60」などの名称で掲載されており、正式サービス開始前の段階では具体的な内容を確認できない。商品名、内容、購入制限などは、ゲーム内ショップの公開後に確認する必要がある。

血の形象・乗騎召喚はいわゆるガチャ

『ヴァンピール』には、血の形象と乗騎をランダムに獲得する召喚システムがある。一般にいうガチャに相当する課金要素だ。

血の形象はキャラクターの外見を変更するだけでなく、ステータスやスキル効果にも関係する。乗騎も移動手段としてだけでなく、ステータス、経験値獲得量、アイテム所持量などに影響する。低等級の血の形象や乗騎にも、収集によるステータス強化が設定されている。

第3回公式生放送の質問コーナーでは、血の形象は選択したクラスだけではなく、全クラスからランダムで排出されると説明された。ただし、初めて伝説等級が排出された場合は、1回だけ変更できるという。

ケアポイントシステムとは

ケアポイントシステムは、血の形象・乗騎召喚の結果に応じてポイントが蓄積し、召喚券や高等級の確定報酬を獲得できる仕組みだ。

S嶋さんの日本版先行レビュー動画では、召喚で獲得した等級が低いほど、多くのケアポイントを獲得できると説明されている。

召喚結果獲得ポイント
英雄以上0ポイント
希少1ポイント
高級3ポイント
一般5ポイント

蓄積したポイントに応じて報酬が段階的に設定されており、動画では次の交換先が紹介されている。

  • 100ポイント:召喚チケット
  • 500ポイント:英雄確定チケット
  • 9,000ポイント:伝説確定セット

低等級の排出が続いた場合でも、その結果が確定報酬へつながる設計だ。ただし、ケアポイントによって召喚自体の負担がなくなるわけではなく、一定回数の召喚を前提とした救済システムとなっている。

第3回公式生放送でも、ケアポイントシステムを通じて伝説等級の血の形象・乗騎を獲得できることが案内された。

ファームダイヤとは

ファームダイヤは、フィールドやダンジョンでモンスターを狩ることで獲得できる、用途制限付きのダイヤだ。

日本版Google Playでは「ダイヤのファームができるフィールド」と表現され、日本公式もゲーム内プレイによるダイヤ獲得を主要な経済システムとして紹介している。

S嶋さんの先行レビュー動画で紹介された日本版の仕様は次のとおりだ。

  • 狩りによってファームダイヤがドロップする
  • 獲得数は毎週月曜日の朝にリセットされる
  • 基本の週間獲得上限は1,000ダイヤ
  • マイレージ600で上限拡張アイテムを交換できる
  • 上限拡張後は週に最大2,000ダイヤを獲得できる
  • ファームダイヤは取引所では使用できない
  • ショップ内のダイヤ交換商品には使用できる

基本上限の週1,000ダイヤは狩りだけで獲得できる。一方、週2,000ダイヤまで拡張するには、マイレージで上限拡張アイテムを交換する必要があるため、完全な無課金仕様ではない。

また、日本公式のリリース記念成長支援イベントにも「ファームダイヤ獲得1,000個」という週間ミッションが掲載されており、日本版で週1,000ダイヤを獲得できる仕様と一致している。

ファームダイヤは取引所では使えない

日本版では、ダイヤの入手経路によって取引所での使用可否が異なる。

第3回公式生放送では、取引所について次のように説明された。

  • 課金によって購入したダイヤは使用できる
  • ゲーム内で獲得した無償ダイヤも使用できる
  • 狩りから獲得したファームダイヤは使用できない

したがって、取引所が課金者専用というわけではない。ゲーム内コンテンツやアイテム販売などから無償ダイヤを獲得できれば、無課金プレイヤーも取引所を利用できる。

一方、ファームダイヤは用途が制限された別区分のダイヤであり、ショップ内の商品購入には使えるが、プレイヤー間取引には使用できない。

記事内では、韓国版の用語である「一般ダイヤ」ではなく、日本版の公式説明に合わせて「課金ダイヤ」「無償ダイヤ」「ファームダイヤ」と区別するのが適切だ。

ワールド統合取引所とは

日本版には、正式サービス開始時から全サーバー共通のワールド統合取引所が実装される。

通常のサーバー別取引所では、サーバー人口によってアイテムの出品数や相場に差が生じやすい。『ヴァンピール』では全サーバーのプレイヤーが同じ取引所を利用することで、人口の少ないサーバーでも売買が成立しやすい設計となっている。

S嶋さんの先行レビュー動画では、次の特徴も紹介されている。

  • 正式サービス初日から全サーバーで統合
  • 出品できるアイテムに等級制限がない
  • 低等級の装備や素材にも取引価値が生まれる

低等級の装備にもコレクション登録の需要があるため、狩りで入手した装備を取引所へ出品し、ダイヤ獲得につなげる経済循環が想定されている。

ただし、取引所で安定してダイヤを獲得できるかは、アイテムの入手確率、市場での需要、出品数、相場、手数料などに左右される。取引所が存在するだけで、誰でも継続的にダイヤを稼げるとは限らない。

ワールド統合取引所がサーバー選びに与える影響や、日本から選べる全6サーバーの違いは、「『ヴァンピール』おすすめサーバーは?全6サーバーの違い・選び方・海外マッチング・移転を解説」で詳しく整理している。

無課金・少額課金でも遊べるのか

『ヴァンピール』には、課金以外の成長経路が複数用意されている。

  • 狩りによるファームダイヤ獲得
  • 取引所へのアイテム出品
  • ケアポイントによる召喚の救済
  • クエストやダンジョンからの育成素材獲得
  • イベントによる召喚券や育成アイテムの配布

正式サービス開始後には、血の形象・乗騎召喚券を最大1,100回分獲得できるイベントも予定されている。ゴールドと経験値の獲得量が20%増加するイベントや、デイリーイベント報酬が2倍になるキャンペーンも開催される。

これらの仕組みにより、無課金でも召喚や育成を進める手段は用意されている。

ただし、有料パックやダイヤを購入するプレイヤーは、召喚回数、育成素材、利便性などで有利になる可能性がある。ファームダイヤやケアポイントは課金差を完全になくす仕組みではなく、無課金・少額課金でも継続して成長できるようにする補助システムと考えるべきだ。

無課金で利用できる育成手段や取引所の使い方、課金プレイヤーとの具体的な差は、「『ヴァンピール』は無課金で遊べる?ファームダイヤ・取引所・課金者との差を解説」で詳しく検証している。

まとめ

『ヴァンピール』の主な課金要素は、ダイヤ販売、各種パック、血の形象・乗騎召喚だ。

一方、日本版には次の3つの経済・救済システムが用意されている。

  • 狩りで週1,000ダイヤ、上限拡張後は週2,000ダイヤを獲得できるファームダイヤ
  • 低等級の召喚結果を確定報酬につなげるケアポイントシステム
  • 全サーバー共通で、出品等級制限のないワールド統合取引所

ファームダイヤはショップでは利用できるが、取引所では使用できない。取引所では課金ダイヤだけでなく無償ダイヤも使用できるため、無課金プレイヤーにも取引へ参加する経路が用意されている。

課金による有利さは存在するとみられるが、狩り、取引、ケアポイント、イベント報酬を組み合わせることで、無課金・少額課金でも継続して成長できる経済設計となっている。

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