台湾のGamania(遊戯橘子)は、Nexonが開発するMMORPG『メイプルストーリー・クラシック』を、2026年7月29日に台湾・香港・マカオで正式リリースすると発表した。7月23日からは、正式サービスに先駆けてキャラクターの事前作成が始まる。
繁体字圏での名称は『新楓之谷:經典版』。『メイプルストーリー』の初期体験を現代の環境に合わせて再構築した公式クラシック版で、「2005年の思い出」をコンセプトに掲げている。
『メイプルストーリー・クラシック』では、従来のピクセルアートやユーザーインターフェース、音楽を残しながら、高解像度表示に対応する。自由市場での取引やプレイヤー同士の募集、パーティーでの冒険など、初期『メイプルストーリー』を象徴する交流重視のゲーム体験も再現される。
サービス開始時には、戦士、魔法使い、弓使い、盗賊、海賊の5系統が登場。それぞれの転職ルートと成長要素が収録され、プレイヤーはメイプルアイランドからビクトリアアイランドへと冒険を進めていく。
ステータスを自分で割り振る成長システムや転職試験も採用され、ペリオンやノーチラスなどの地域も復刻される。公式はクロスプラットフォームでのプレイに対応すると説明しているが、具体的な対応端末や動作環境は発表されていない。
ただし、2005年当時のゲーム内容をそのまま再現するバージョンではない。サービス開始時から海賊が実装されるなど、初期『メイプルストーリー』の雰囲気やゲームシステムを基礎としながら、後年の要素や利便性の改善を取り入れた構成となる。
同作は、台湾・香港・マカオ以外の地域でも、それぞれ異なる名称と運営体制で展開が進められている。
グローバル版の名称は『Global MapleStory Classic World』。2026年8月4日から12日まで第2回クローズドオンラインテストが開催され、参加受付は7月16日に始まる。正式サービスの開始時期は発表されておらず、台湾・香港・マカオ版とはコンテンツの実装状況やサービススケジュールが異なる。
中国本土では、簡体字で『冒险岛怀旧服』と表記される中国版『メイプルストーリー・クラシック』が、8月3日に正式サービスを開始する。Nexonが開発し、盛趣遊戯が運営を担当する。
中国版でも戦士、魔法使い、弓使い、盗賊、海賊の5系統が登場し、サービス開始時のレベル上限は100、転職は2次職まで開放される。ビクトリアアイランドやノーチラスなどの地域、自由市場の個人商店と雇用商店も収録され、短期間限定ではなく継続的に運営されるクラシックサービスとして展開される。
台湾・香港・マカオ版、中国版、グローバル版では、開始時期や収録コンテンツ、運営会社が異なるものの、いずれもNexonが『メイプルストーリー』の初期体験を再構築する『メイプルストーリー・クラシック』の地域別展開となる。
台湾・香港・マカオ版の事前登録は、7月28日23時59分まで受け付けている。台湾では正式サービス開始に向け、高雄メトロと連携したスタンプラリーや、台北・西門町での期間限定イベントも実施される。
