『AION2』では、どのクラスが多く使われているのか。
2026年7月21日に韓国版のランキングサイト「D4GG」を確認したところ、最も構成比が高いクラスはレンジャーの24.2%だった。2位はグラディエーターの18.1%、3位はアサシンの13.8%となっている。
6月26日時点と比較すると、レンジャーとグラディエーターの割合が上昇し、グラディエーターがアサシンを抜いて2位へ浮上した。
韓国・台湾版では7月1日のアップデートにより、パーティーの最大人数が4人から5人へ変更された。遠征と超越は5人、聖域は10人で参加するコンテンツとなり、新クラス「拳星」も追加されている。
※「拳星」は台湾版公式サイトで使用されている繁体字中国語表記。本記事では便宜上この表記に統一するが、日本向けの正式名称および読み方は発表されていない。
なお、D4GGの数値は、韓国版の複数のランキングデータに含まれるクラスの構成比である。韓国版の全プレイヤーを対象とした人口調査や、クラスの強さを示すTier表ではない。
配信日、対応機種、ゲームシステム、グローバル版で実装される全8クラスの基本的な特徴については、「『AION2』とは?日本での配信日・対応機種・ゲーム内容・8クラスを解説」でまとめている。
『AION2』韓国版の人気クラスランキング
| 順位 | クラス | 構成比 | 主な役割 |
|---|---|---|---|
| 1位 | レンジャー | 24.2% | 遠距離アタッカー |
| 2位 | グラディエーター | 18.1% | 近接アタッカー |
| 3位 | アサシン | 13.8% | 近接アタッカー |
| 4位 | ソーサラー | 9.7% | 遠距離アタッカー |
| 4位 | テンプラー | 9.7% | タンク |
| 6位 | クレリック | 9.6% | ヒーラー |
| 7位 | チャンター | 8.3% | 支援 |
| 8位 | スピリットマスター | 5.9% | 遠距離・召喚 |
| 9位 | 拳星 | 0.8% | 近接アタッカー |
レンジャー、グラディエーター、アサシンの上位3クラスだけで、全体の56.1%を占めている。
レンジャーは約4人に1人に相当する24.2%となり、2位のグラディエーターに6.1ポイントの差をつけた。
6月26日から構成比はどう変わった?
| クラス | 6月26日 | 7月21日 | 増減 |
|---|---|---|---|
| レンジャー | 21.3% | 24.2% | +2.9ポイント |
| グラディエーター | 15.3% | 18.1% | +2.8ポイント |
| アサシン | 16.1% | 13.8% | -2.3ポイント |
| ソーサラー | 9.6% | 9.7% | +0.1ポイント |
| テンプラー | 10.7% | 9.7% | -1.0ポイント |
| クレリック | 11.1% | 9.6% | -1.5ポイント |
| チャンター | 10.7% | 8.3% | -2.4ポイント |
| スピリットマスター | 5.2% | 5.9% | +0.7ポイント |
| 拳星 | 未実装 | 0.8% | 新規追加 |
最も大きく割合を伸ばしたのはレンジャーで、2.9ポイント上昇した。グラディエーターも2.8ポイント増加し、順位を3位から2位へ上げている。
一方、アサシンは2.3ポイント低下し、2位から3位へ後退した。チャンターも2.4ポイント、クレリックは1.5ポイント低下している。
ただし、D4GGの構成比だけでは、各クラスが増減した具体的な理由までは判断できない。クラス調整、装備環境、ランキング参加者の入れ替わり、新クラスの追加など、複数の要因が数値に影響している可能性がある。
レンジャーが24.2%で首位を維持
レンジャーは前回の21.3%から24.2%へ上昇し、引き続き1位となった。
前回2位だったアサシンとの差は5.2ポイントだったが、今回の2位であるグラディエーターとの差は6.1ポイントとなっている。
レンジャーは遠距離から攻撃できるアタッカーだが、D4GGの構成比だけから、首位となった具体的な理由を特定することはできない。
構成比の高さは、火力だけでなく、操作性、育成状況、参加するコンテンツ、ランキングへの参加人数などにも左右される。
グラディエーターがアサシンを抜いて2位
グラディエーターは15.3%から18.1%へ上昇し、アサシンを抜いて2位となった。
増加幅はレンジャーに次ぐ2.8ポイントで、今回の集計では上位クラスの中でも特に大きく割合を伸ばしている。
一方、アサシンは16.1%から13.8%へ低下した。順位は3位へ下がったものの、全体の1割を超えており、近接アタッカーとして依然高い構成比を維持している。
タンク・ヒーラー・支援職は合計27.6%
パーティーでタンク、回復、支援を担当する3クラスの構成比は以下の通りだ。
- テンプラー:9.7%
- クレリック:9.6%
- チャンター:8.3%
3クラスの合計は27.6%となる。
前回はテンプラー10.7%、クレリック11.1%、チャンター10.7%で、合計32.5%だった。今回の集計では合計で4.9ポイント低下している。
ただし、構成比の低下が、そのままパーティー需要の低下を意味するわけではない。
タンクやヒーラーはパーティー内の必要人数が限られやすい。プレイヤー人口がアタッカーより少なくても、募集時には不足する可能性があるため、人気と需要は分けて考える必要がある。
パーティー上限の5人化と構成比の関係
7月1日のアップデートでは、パーティーの最大人数が4人から5人へ拡張された。
これに伴い、韓国・台湾版の主要なパーティーコンテンツは以下の人数へ変更されている。
| コンテンツ | 参加人数 |
|---|---|
| 遠征 | 5人 |
| 超越 | 5人 |
| 聖域 | 10人 |
4人パーティーでタンク1人、ヒーラーまたは支援1人、アタッカー2人を編成した場合、アタッカーは全体の50%となる。
5人パーティーでタンクと回復・支援の人数を増やさず、追加された1枠をアタッカーに割り当てた場合、アタッカーは3人となり、全体の60%を占める。
この編成を前提とすれば、5人化によって攻撃役を追加しやすくなったとはいえる。
ただし、実際のパーティー編成は固定されておらず、D4GGも性質の異なる複数コンテンツのランキングデータを集計している。今回の構成比変動が、パーティー人数の変更によって発生したと判断することはできない。
5人パーティー化は背景の一つとして考えられるが、レンジャーやグラディエーターの増加を直接説明するデータは確認できない。
新クラス「拳星」は0.8%
韓国・台湾版では7月1日に、新クラス「拳星」と専用武器「拳甲」が追加された。台湾版公式では、怒りを蓄積して「狂暴」状態に入り、素早く敵との距離を詰めて連続攻撃を行う近接クラスとして紹介されている。
7月21日時点の構成比は0.8%で、9クラス中最下位となった。
ただし、D4GGの確認時点では実装から約3週間しか経過していない。サービス開始時から存在する8クラスとは、ランキングの集計対象となった期間が大きく異なる。
そのため、0.8%という構成比を、性能や恒常的な人気の低さと直接結び付けることはできない。
なお、日本を含むグローバル版は、2026年9月のサービス開始時に全8クラスを実装する予定だ。拳星のグローバル版への実装時期や、日本向けの正式名称は発表されていない。
人気ランキングと最強ランキングは異なる
D4GGの構成比から分かるのは、ランキングデータに含まれるキャラクターのクラス分布だ。
以下の要素は、今回の数値だけでは判断できない。
- クラスごとの平均ダメージ
- ボスの討伐速度
- PvPの勝率
- 装備水準の違い
- パーティーへの採用率
- 操作難度や育成効率
人口が多いクラスが必ずしも最も強いとは限らず、人口の少ないクラスが弱いとも限らない。
PvE・PvP・コンテンツ別の性能評価については、「『AION2』最強クラスランキング|韓国版データでPvE・PvP別に分析」で整理している。
特にタンク、ヒーラー、支援職は、パーティー内の必要人数がアタッカーより少ない。構成比が低くても、募集時には高い需要が発生する場合がある。
クラスを選ぶ際は、人気だけでなく、参加したいコンテンツ、担当したい役割、操作難度なども含めて判断する必要がある。
操作難度、ソロでの進めやすさ、パーティーでの役割から最初のクラスを選びたい場合は、「『AION2』初心者おすすめクラス|最初の1職と全8クラスの選び方」で比較している。
まとめ
2026年7月21日に確認した韓国版のD4GGでは、レンジャーが24.2%で最も構成比の高いクラスとなっている。
2位はグラディエーターの18.1%、3位はアサシンの13.8%で、上位3クラスだけで全体の56.1%を占めた。
6月26日時点と比較すると、レンジャーとグラディエーターが大きく増加している。一方、アサシン、クレリック、チャンターは割合を下げた。
7月1日にはパーティー上限が4人から5人へ変更され、遠征と超越は5人、聖域は10人のコンテンツとなった。新クラスの拳星も追加され、D4GGでは0.8%となっている。
ただし、D4GGは複数のランキングデータから算出された構成比であり、韓国版全体のプレイヤー人口を示すものではない。パーティー人数の変更やクラス性能の影響を個別に切り分けることもできない。
人気クラスの傾向を把握するための参考資料として利用し、クラスの強さやパーティー需要とは分けて見る必要がある。
