『AION2』(アイオン2)とは、NCが開発するPC向けのクロスワールドMMORPGだ。
前作『The Tower of AION』から約200年後の世界を舞台に、空・地上・水中を移動できる立体的なフィールド、プレイヤーの操作を重視したリアルタイムバトル、8種類のクラスによるパーティープレイなどを特徴としている。
日本を含むグローバル版は、2026年9月にSteamとPURPLEでサービスを開始する予定だ。基本プレイ無料で、日本語のインターフェース、字幕、音声に対応する。
この記事では、『AION2』の配信日や対応機種、ゲーム内容、クラス、課金方式など、サービス開始前に知っておきたい情報を解説する。
『AION2』とは
『AION2』は、PC向けMMORPG『The Tower of AION』の世界観を受け継ぐ続編だ。
プレイヤーは人間を超越した存在「ディーヴァ」となり、「天族」または「魔族」の一員として、崩壊した世界で龍族や龍帝の脅威に立ち向かう。
物語の舞台は、前作で描かれた「最後の戦争」から約200年後のアトレイアだ。アイオンの塔が崩壊した影響により世界は分断され、天族と魔族、龍族を巡る新たな物語が描かれる。
『AION2』の基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| タイトル | AION2(アイオン2) |
| ジャンル | クロスワールドMMORPG |
| 開発・提供 | NC |
| 日本での配信時期 | 2026年9月予定 |
| 対応機種 | PC |
| 配信プラットフォーム | Steam、PURPLE |
| 料金 | 基本プレイ無料 |
| 日本語対応 | インターフェース、字幕、音声 |
| グローバル版のクラス数 | 8クラス |
| スマートフォン版 | グローバル版では提供予定なし |
| PS5版 | 開発中。配信時期は未発表 |
| 公式サイト | https://aion2.ncsoft.jp/ |
2026年7月20日時点では、9月中の具体的なサービス開始日は発表されていない。
『AION2』の主な特徴
空・地上・水中を自由に移動できる
『AION2』を象徴するシステムが、翼を使った飛行だ。
前作にも飛行システムは存在したが、『AION2』ではフィールドの大部分を自由に飛び回れるようになり、移動だけでなく探索や戦闘にも高さの概念が組み込まれている。
世界の広さは前作の約36倍とされており、空から目的地へ向かったり、地形を越えて移動したり、水中を探索したりできる。Unreal Engine 5によって描かれる広大なフィールドを、地上だけでなく立体的に冒険できることが大きな特徴だ。
プレイヤーの操作を重視したリアルタイムバトル
戦闘は、ターゲット方式とノンターゲット方式を組み合わせたリアルタイムバトルを採用している。
敵の攻撃範囲を見て回避し、距離や位置、攻撃する方向を調整しながらスキルを使用する。装備やキャラクター性能だけでなく、プレイヤーの判断と操作が戦闘結果に反映されやすい設計だ。
一般的なモバイルMMORPGに見られる完全な自動戦闘を前提としておらず、自分でキャラクターを操作して攻略するアクション性が重視されている。空中で敵と戦う場面も用意される。
『AION2』のクラスは8種類
日本を含むグローバル版では、サービス開始時のクラスとして以下の8種類が案内されている。
| クラス | 主な特徴 |
|---|---|
| グラディエーター | 大剣を使用する近接攻撃役。攻撃力と耐久力を備え、補助的なタンクも担える |
| テンプラー | 盾と片手剣を使用する防御役。敵の攻撃を引き受けて仲間を守る |
| アサシン | 二刀の短剣を使用する近接攻撃役。背後からの攻撃や瞬間火力を得意とする |
| レンジャー | 弓を使用する遠距離攻撃役。距離を保ちながら継続的にダメージを与える |
| チャンター | ワンドを使用する支援役。強化効果、回復、攻撃を組み合わせて戦う |
| クレリック | 仲間の回復や状態異常の解除を得意とするヒーラー |
| ソーサラー | 火や氷などの魔法を使用する遠距離攻撃役。範囲攻撃を得意とする |
| スピリットマスター | 精霊を召喚して戦う魔法職。弱体効果や継続ダメージを扱う |
タンク、ヒーラー、近接攻撃、遠距離攻撃、支援といった役割が明確に分かれており、MMORPGらしいパーティー編成を楽しめる。
初めて選ぶクラスに迷っている人は、操作難度、ソロ性能、パーティーでの役割を比較した「『AION2』初心者おすすめクラス|最初の1職と全8クラスの選び方」で詳しく解説している。
クラスの性能やPvE・PvPでの評価を比較したい人は、韓国版のデータを基にした「『AION2』最強クラスランキング|韓国版データでPvE・PvP別に分析」で確認できる。
実際にどのクラスが多く選ばれているのかは、「『AION2』人気クラスランキング|韓国版の構成比を比較【2026年7月最新】」で紹介している。
なお、韓国版では追加クラス「拳星」が実装されているが、2026年7月20日時点では、グローバル版への実装は発表されていない。
200項目以上を調整できるキャラメイク
『AION2』では、200項目以上の設定を調整できるキャラクターカスタマイズが用意される。
顔や体格などの基本的な外見だけでなく、衣装の色、質感、模様、翼なども変更できる。プリセットを選ぶだけでなく、細部まで調整して自分好みのキャラクターを作成できる点が特徴だ。
衣装や翼はキャラクターの性能を直接強化する装備ではなく、外見を楽しむためのアイテムとして販売される予定となっている。
ソロから大人数コンテンツまで用意
『AION2』には、1人で進められるコンテンツと、ほかのプレイヤーと協力するコンテンツの両方が用意される。
グローバル版のSteamページでは、ソロ向けコンテンツに加え、5人向けパーティーコンテンツと10人向けグループダンジョンが案内されている。韓国版でも、2026年7月1日にパーティー上限が4人から5人へ変更され、遠征と超越は5人、聖域は10人で入場する仕様となった。
一方、日本公式特設サイトでは、「クラオ洞窟」「ウルググ峡谷」「炎の神殿」「ドラウプニル」が現在も「最大4人ダンジョン」と表記されている。現時点では公式情報間で表記が統一されていないため、グローバル版の基本構成は5人・10人と整理できるが、すべての遠征が5人仕様になるとまでは断定できない。
そのほか、プレイヤー同士で戦うPvPや、レースなどのミニゲームも収録される。戦闘だけでなく、探索や収集、カジュアルな遊び方にも対応するMMORPGとなる。
前作『The Tower of AION』との違い
『AION2』は前作の世界観やクラス構成を引き継ぎながら、フィールドや戦闘、キャラクター表現を現代向けに作り直している。
主な違いは以下の通りだ。
| 比較項目 | 『AION2』の特徴 |
|---|---|
| 時代設定 | 前作から約200年後 |
| フィールド | 前作の約36倍となる広大な世界 |
| 飛行 | フィールドの大部分を自由に飛行可能 |
| 戦闘 | 回避、位置取り、距離を重視したリアルタイムバトル |
| グラフィック | Unreal Engine 5を採用 |
| キャラメイク | 200項目以上を調整可能 |
| プレイ人数 | ソロ、少人数パーティー、大人数コンテンツに対応 |
前作をそのまま高画質化した作品ではなく、飛行可能なオープンワールドとアクション性の高い戦闘を中心に再構築した続編といえる。
日本での配信日は2026年9月
日本を含むグローバル版『AION2』は、2026年9月にサービス開始予定だ。
対応機種はPCで、SteamとNC独自のゲームプラットフォーム「PURPLE」から配信される。グローバル版ではスマートフォン版を提供する予定はなく、日本でもPC専用タイトルとしてサービスを開始する。
PC版の公式動作環境と、韓国版の実機ベンチマークを基にした平均60FPSの目安は、「『AION2』推奨スペック・必要動作環境|PC版の実測から60FPSの目安を検証」で詳しく整理している。
PS5版も開発されているが、発売時期やPC版との同時サービスについては発表されていない。
日本語については、メニューや説明文などのインターフェースと字幕だけでなく、日本語音声にも対応する。日本のプレイヤーはアジア地域のワールドでプレイする予定だ。
料金は基本プレイ無料、ガチャは導入しない方針
『AION2』は基本プレイ無料で提供される。
主な課金要素として、月額形式のメンバーシップ、バトルパス、キャラクター用の衣装、翼、ペットなどが予定されている。
グローバル版では、キャラクターの強さを直接販売する課金や、確率でアイテムを入手するガチャを導入しない方針が示されている。衣装などの外見アイテムは、欲しい商品を直接購入する方式となる予定だ。
ただし、韓国・台湾版とグローバル版では、課金方式やゲームバランスが異なる可能性がある。韓国版の課金仕様がそのまま日本に導入されるとは限らない点には注意が必要だ。
無課金で利用できる範囲や、韓国・台湾版のメンバーシップ、課金によって生じる差については、「『AION2』は無課金で遊べる?月15ドルのメンバーシップと課金要素を解説」で詳しく検証している。
韓国・台湾では2025年11月からサービス中
『AION2』は、日本での配信に先行して、2025年11月19日に韓国と台湾で正式サービスを開始した。
韓国版では、操作を重視した戦闘、キャラクターカスタマイズ、飛行システム、ダンジョン攻略などが評価されている。一方で、サービス開始当初はプレイ負担や成長制限、クラスバランスなどを指摘する意見も見られた。
グローバル版では、韓国・台湾版の運営結果を基に、コンテンツ構成、課金方式、パーティー人数などが調整される。先行版の評価が、そのまま日本版の評価になるわけではない。
韓国プレイヤーの具体的な口コミや評価は、「『AION2』の評価・評判は?韓国版の口コミとPC版情報から戦闘・課金・PvPを検証」で詳しく紹介している。
『AION2』はどんな人におすすめ?
『AION2』は、以下のようなプレイヤーと相性が良い。
- 自分で操作して戦うアクション性の高いMMORPGを遊びたい人
- タンク、ヒーラー、攻撃役によるパーティープレイを楽しみたい人
- 翼を使って広大な世界を自由に探索したい人
- キャラクターの外見を細かく作り込みたい人
- ソロとマルチプレイの両方を楽しみたい人
- ガチャに依存しない基本プレイ無料MMORPGを探している人
自動戦闘を中心とした放置型MMORPGよりも、プレイヤー自身の操作やパーティーメンバーとの連携を重視する人に向いた作品だ。
『AION2』に関するよくある質問
『AION2』の正式サービス開始日はいつ?
日本を含むグローバル版は、2026年9月にサービス開始予定だ。
2026年7月20日時点では、具体的な日付や開始時刻は発表されていない。
スマートフォンでもプレイできる?
韓国・台湾版はPCとスマートフォンに対応しているが、日本を含むグローバル版はPC専用として提供される。
現時点で、グローバル版のスマートフォン対応予定はない。
PS5版は発売される?
PS5版は開発中だが、発売日やサービス地域は発表されていない。
2026年9月に開始するグローバル版は、SteamとPURPLEを利用するPC版が対象となる。
日本語音声には対応する?
日本語のインターフェースと字幕に加えて、日本語音声にも対応する。
前作を遊んでいなくても楽しめる?
『AION2』は前作から約200年後の世界を舞台としており、プレイヤーは新たなディーヴァとして物語を開始する。
前作の人物や設定を知っていれば理解しやすい部分はあるが、前作のプレイ経験を必須とするゲームではない。新規プレイヤーも『AION2』から世界観を追える構成と考えられる。
まとめ
『AION2』とは、『The Tower of AION』の約200年後を舞台にした、PC向けのクロスワールドMMORPGだ。
空・地上・水中を移動できる自由度の高いフィールド、回避や位置取りを重視したリアルタイムバトル、役割の異なる8クラス、200項目以上を調整できるキャラクターカスタマイズなどを特徴としている。
日本を含むグローバル版は2026年9月にSteamとPURPLEでサービス開始予定だ。基本プレイ無料で日本語音声にも対応し、ガチャやキャラクターの強さを直接販売しない運営方針が示されている。
前作の世界観を継承しながら、飛行、戦闘、フィールド、キャラクター表現を現代向けに再構築した新作MMORPGとして、正式サービス開始が予定されている。
